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舌下免疫療法

舌下免疫療法とは

 スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎の治療法のひとつに、アレルゲン免疫療法があります。近年、アレルギーの原因物質(アレルゲン、抗原)を含む治療薬を舌の下に投与する「舌下免疫療法」が登場し、自宅で服用できるようになりました。

アレルゲン免疫療法とは、アレルゲンを少しずつ体内に吸収させることで、アレルギー反応を弱めていく治療法で、唯一アレルギー性鼻炎の根本的治療といえます。効果は約70-80%の方に効果あります。(約20%の方は効果がないと言われております。)

舌下免疫療法はアレルゲンを含むエキスを舌の下に投与し、体内に吸収させます。この投与を継続的に行うことで症状を軽減させていきます。舌下免疫療法は以前の注射での免疫療法に比べ、副作用も少ない事(アナフィラキシーショックは1億回に1回で死亡例なし。口の腫れや、口・喉・耳のかゆみは4.2%)や痛みがない事、手間が少ない事が特徴です。

スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎と確定診断された患者さんが治療を受けることができます。

初めての服用は、医療機関で医師の監督のもと行い、2日目からは自宅で服用します。その後は定期的な受診が必要です(1ヶ月おき)。治療は1-2年は効果を診て、効果のある方に関しては最低3-5年間程度、毎日1回継続する事をお勧めしてます。

当院ではスギ及びダニの舌下免疫療法を施行しております。

お子さんの舌下免疫療法についてはこちら

アレルギー性鼻炎に対する免疫療法の第一人者である大久保公裕教授の下で約10年免疫療法について多くを学んでまいりました。そのため免疫療法については、皮下免疫療法の経験もあり、舌下免疫療法に関しては保険適応の前(治験など)から携わってまいりました。そのため、これまで多くの免疫療法の方を診て参りました。

是非、舌下免疫療法をお考えの方は当院外来でご相談ください。

スギアレルギーのある方は6月から12月の間に開始できます。(1-5月は治療を開始できません:アナフィラキシーショックの可能性が高いため)

期待できる効果

長期にわたり、正しく治療が行われると、アレルギー症状の改善や、長期にわたり症状をおさえる効果が期待できます。症状が完全におさえられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。

効果は約70-80%の方に効果あります。(約20%の方は効果がないと言われております。:効果がでない方の特徴などは現在、研究が行われております。)

  • くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみの改善
  • アレルギー治療薬の減量
  • 生活の質(QOL)の改善 など
※舌下免疫療法ができない方
  • 重度気管支喘息をお持ちの方
  • 治療薬でショックを起こしたことがある方
  • 転居の予定があるなど、近い将来通院が困難となることが予想される場合
  • 悪性腫瘍や免疫系の病気治療中の方
  • ステロイドの内服薬やβ遮断薬、抗うつ薬、モノアミンオキシダーゼ阻害剤を使用されている方

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