お子様の治療について
お子さんは発育途中であり、大人と比べて身体の造りも異なるので、同じ病気であっても症状や治療方法なども変わってきます。
特に子供の場合は、鼻の中やその奥の構造が狭く、鼻風邪(副鼻腔炎)や中耳炎を大人よりも引き起こしやすいです。特に3歳ぐらいまでのこどもの発熱の多くは、耳や鼻と大きな関係があります。
また、大人と異なり上手く自分で症状を表現できないため、しっかりとした局所の観察が重要となります。加え、子供は上手に鼻かみをする事が出来ない事や、抗生剤などの薬剤にも制限があるため、お子さんの治療には鼻吸引やネブライザーなどの局所治療も重要となります。
ちょっとした様子の違いなどがあれば、当院までお気軽にご相談ください。
子供の免疫療法
免疫療法とはアレルギー性鼻炎の治療の一つです。アレルゲンを体内に投与し、それを継続的に行うことでアレルギー性鼻炎の症状を軽減させていく治療です。ここ数年で、アレルギー性鼻炎の免疫療法は舌下免疫療法が主流になってきました。舌下免疫療法は以前の注射での免疫療法(皮下免疫療法)に比べ、効果は同等であるといわれておりますが、副作用も少ない事(アナフィラキシーショックは1億回に1回で死亡例なし。口の腫れや、口・喉・耳のかゆみは4.2%)や痛みがない事、手間が少ない事が特徴です。
そのため子供の治療としてもお勧めです。詳しくはこちら。
子供の病気
- こどもの中耳炎
- 鼻炎・アレルギー性鼻炎の治療
- こどものいびき
- インフルエンザ予防接種及び治療薬について