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鼻・副鼻腔手術外来

当院では以下の鼻・副鼻腔手術を局所麻酔で行ってます。

副鼻腔炎(蓄膿症)の手術
アレルギー性鼻炎(花粉症)の手術
鼻腔形態の改善(鼻閉)の手術

当院では毎週月曜日・水曜日・金曜日(昼12時半頃~)に局所麻酔での日帰り手術を行っております。

手術枠の最新情報(空き状況)こちら

レーザーに関しては随時施行(レーザーに関しては別途ご参照ください。)

手術の手法や使用する内視鏡機器などの進歩により、侵襲が少なく、術後の出血や痛みなどのリスクを大幅に軽減する手術が可能になったことで、日帰りで受けられる手術が増えています。安全性が高くて、身体的・精神的・経済的な負担も抑えられ、スケジュールも立てやすいためお忙しい方でも手術を受けられるようになっています。欧米ではこうした日帰り手術が主流となっており、日本でも多くの医療機関で導入されはじめています。
当院では、副鼻腔炎(蓄膿症)、鼻中隔弯曲症、アレルギー性鼻炎などの日帰り手術を行っており、その日のうちにご帰宅できます。

もちろん、全身麻酔での希望や患者さんよっては適切な施設での手術紹介も行っております。

鼻の手術とは?

日帰り手術のメリット

当院の特徴

日帰り手術の流れ

費用について

高額医療制度

手術空き状況

鼻の手術とは?

外科的治療で鼻の中の構造や機能を変える治療です。

当院では副鼻腔炎(蓄膿症)・鼻中隔彎曲症・アレルギー性鼻炎に対しての手術を行っております。

副鼻腔炎(蓄膿)の手術は鼻茸を取ったり副鼻腔に溜まった膿を出すという事はもちろん、副鼻腔と鼻腔とのつながりをつけたり、一つの空洞にしたりすることにより、副鼻腔炎の薬物療法を効果的に行えるように、再発防止のための構造を変える治療です。

アレルギー性鼻炎+鼻中隔彎曲の手術は主に鼻づまりに最も効果のあります。鼻の中の構造や機能を変える事でアレルギー性鼻炎の症状を低減させます。

日帰り手術のメリット

忙しい人(仕事や学業・家庭の事情など)

当院で行っている日帰り手術の場合、平均して手術後3日程度でお仕事や学業に復帰されています。個人差がありますが、負担が少ないデスクワークなどの場合には2~3日での復帰が目安となっています。同じ手術を入院して受けた場合には、退院までに平均して7~10日程度かかります。

また、家事、介護などでお忙しくされている方も、入院する際には不在をする間の準備や、入院自体にも持っていくものなどのを用意が必要です。しかし、日帰り手術ではこうした準備が不要です。

お身体への負担を軽減

当院では、日帰り手術を最短15分、最長でも2時間程度で行っています。侵襲が少ないだけでなく、手術の所要時間が短いため、それだけお身体への負担も軽減できます。また、短時間に終了することでお気持ちの負担も軽くなります。

入院費用がない

従来の手術では、入院費がとても大きな割合を占めていました。日帰り手術は入院の必要がないため、その分の費用が不要になります。たとえば当院では鼻中隔の日帰り手術は3万2000円~3万5000円程度ですが、これを7~10日の入院で受けた場合には10~15万円程度の費用がかかります。

リラックスして安静にできる

日帰り手術では、手術後、ご帰宅されてからの安静が必要です。その日のうちに帰宅できるので、ご自宅でリラックスして安静に過ごせますし、知らない人に気を使うようなわずらわしさもありません。

当院の特徴

コーンビームCT完備

当院にはCTがありますので、その場で手術適応についてや治療計画が立てられます。

ストルツ社のカメラシステム

大学病院等でも多く採用されてます世界的内視鏡カメラのトップメーカーストルツ社(ドイツ製品)のハイビジョンカメラを採用しています。その為、クリアな画像で安全な手術が出来ます。

豊富な治療経験

大学病院では、特に鼻・副鼻腔・アレルギー領域を専門とし、慢性副鼻腔炎や鼻アレルギーの診療・手術を数多く行ってきました。鼻科手術に関しては2016年以降、毎年200件以上の手術に携わってきました。(院長実績はこちら

現在も木曜日は日本医科大学武蔵小杉病院で手術・手術指導しております。

LINEを活用しての術後管理

入院しない分、日帰り手術は帰宅後の自宅での出血や痛みの事など対処法など不安に感じる事も多いかと思います。術当日の緊急電話対応は勿論ですが、術後の些細な事などでも質問できるようにLINEのトークを用いて、手術後の患者さんとのコミュニケーションを取っております。

また、術直後の状況も場合によってはLINEのビデオ通話や写真送付機能を用いて状況を確認する事が可能であり、少しでも術後の不安を取り除けるよう対応しております。

バックアップ体制

手術後などは緊急連絡先をお渡ししております。状況によっては日本医科大学武蔵小杉病院でのバックアップ体制も確保しております。

当院の日帰り手術の流れ

大まかな流れは以下になります。

①ご来院(はじめての受診)

まずは診察を行いますので、ご来院ください。インターネットで受診予約をしてください。

②診察・術前検査

問診や症状の確認を行います。手術の適応と安全に手術ができるかどうかしっかり検査します。

※当院では、すぐに手術を決める事はありません。患者さんの鼻内の状況を確認し、患者さんと相談の上、手術加療がベストと考える方には手術療法をご提示します

手術枠の空き状況→こちら

③手術

予約した手術日にご来院いただきます。手術の準備及び局所麻酔があるため11時半頃より受診し準備していただきます。

当院の手術は入院不要の日帰り手術です。

④術後経過観察

処置が終了し、状態が安定していることが確認されたらご帰宅できます。(16時頃)
緊急連絡先をお渡ししますので、ご帰宅後、万が一異常を感じたら、夜中や早朝でも遠慮なくご連絡ください。また、ご希望があれば当院の公式LINEを使用しての術後状況を確認させていただきます。

手術当日はお付き添いの方のお迎え、または一人で帰る場合はタクシーでの帰宅をお願いしてます。

※その日、一日は安静をお願いします。(手術日も含め3日間の自宅安静をお願いしてます。)

⑤再診

患部の状態や薬処方などのため、手術後、定期的な受診が必要です。

通常、手術翌日または2日後及び手術1週間後の再診をお願いしてます。

その後も状況に応じて、定期的な受診が必要です。

費用について

以下に紹介するのは手術代金のみになります.

これらに加えて再診料や点滴、使用薬剤などが加算されます.

手術説明の際に詳しい金額をご説明させていただきます.

  点数 3割負担(単位:円) 2割負担(単位:円) 1割負担(単位:円)
  以下4つが副鼻腔炎(ちくのう症)手術
       
内視鏡下鼻副鼻腔手術Ⅰ型(副鼻腔自然孔開窓術)(片側) 3600 10800 7200 3600
内視鏡下鼻副鼻腔手術Ⅱ型(副鼻腔単洞手術)(片側) 12000 36000 24000 12000
内視鏡下鼻副鼻腔手術Ⅲ型(複数洞副鼻腔手術)(片側):最も一般的な副鼻腔手術です。 24910 74730 49820 24910
内視鏡下鼻副鼻腔手術Ⅳ型(汎副鼻腔手術)(片側) 32080 96240 64160 32080
副鼻腔手術用骨軟部組織切除機器加算 1000 3000 2000 1000
以下2つがアレルギー鼻炎の手術
       

内視鏡下鼻腔手術Ⅰ型(下鼻甲介手術)(片側):花粉症・アレルギー性鼻炎の主な手術、鼻閉の手術

7940 23820 15880 7940

経鼻腔的翼突管神経切除術(片側):後鼻神経切断術

30460 91380 60920 30460
内視鏡下鼻中隔手術(骨・軟骨手術):鼻中隔の手術、鼻閉の手術 6620 19860 13240  6620
副鼻腔手術用骨軟部組織切除機器加算 1000 3000 2000 1000
内視鏡下鼻腔手術Ⅱ型(鼻腔内)(片側) 3170 9510 6340 3170
下鼻甲介粘膜レーザー焼灼(両側):花粉症、アレルギー鼻炎のレーザー治療 2910 8730 5820 2910
鼻腔粘膜焼灼術:鼻血での焼灼止血など 1080 3240 2160 1080

令和2年診療報酬点数を記載

高額医療費制度について

70歳未満の方は、手術される前にあらかじめ申請していただくと、1ヶ月間(1日~月末)の医療費の自己負担額が限度額を超過した場合、超過した分の金額が支給される制度です。自己負担額はその方の年齢や所得に応じて異なります。

予め限度額が超えることが分かる場合は、手術当日に『限度額適用認定証』をお持ちいただくことで窓口でのお支払いが限度額までになり会計窓口で高額な医療費のお支払いの心配がなくなります。また、申請に関してはご加入されている保険により窓口が異なりますので、詳しくは役所や全国健康保険協会にご確認ください。

限度額適用認定証

手術前に申請します。こちらを手術日にお持ちいただくことで、当日のお支払いが限度額までになるので、超過分を一時的な立て替える必要もなくなります。事前に限度額を超過することが分かる場合は、こちらのお手続きをお勧めいたします。

高額療養費制度

上記の限度額適用認定証をお持ちでない方は、手術当日はご自身の負担額分の医療費をお支払いいただきます。この場合は、一時的に超過分も負担していただくことになります。その後、お手続きをしていただくことで、後日超過分の医療費が支給されます。

自己負担額について

70歳未満の方

所得区分 自己負担限度額 多数該当

区分ア

(標準報酬月額83万円以上の方)※

252,600円+

(総医療費-842,000円)×1%

140,100

区分イ

(標準報酬月額53万~79万円の方)※

167,400円+

(総医療費-558,000円)×1%

93,000

区分ウ

(標準報酬月額28万~50万円の方)

80,100円+

(総医療費-267,000円)×1%

44,400

区分エ

(標準報酬月額26万円以下の方)

57,600円

44,400

区分オ(低所得者)

(被保険者が市区町村民税の非課税者等)

35,400円

24,600

※「区分ア」または「区分イ」に該当する場合、市区町村民税が非課税であっても、標準報酬月額での「区分ア」または「区分イ」の該当となります。

申請方法

ご加入されている各保険者にお問い合わせください。

国民健康保険の場合・・・各区役所の保険課、年金保険係に申請してください。

国民健康保険以外の場合・・・各保険者(保健証に記載されています)に問い合わせしてください。

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